title: わたしが“この制度”に救われた――精神障害と社会保障
categories: [福祉制度, 心の回復]
わたしが“この制度”に救われた――精神障害と社会保障
自立支援医療(精神通院医療)で医療費が月5,000円程度に
双極症の治療には通院と薬が不可欠ですが、費用は大きな負担でした。
しかし「自立支援医療(精神通院医療)」を使えば、医療費負担が1割に抑えられ、月あたり約5,000円程度で済むようになります(通常は3割負担)。
参考:【自立支援医療制度について(東京都)】:contentReference[oaicite:1]{index=1}
障害福祉サービスとグループホームで生活基盤を整える
私は今、就労移行支援事業所を通いながらリハビリをしています。これも「障害福祉サービス」の一環です。
また、障害者グループホームに入居することも可能な状況になりました。
グループホームは、生活支援員による家事・服薬のサポートや、共同生活を通じた自立支援などを提供する住まいの形態です。
参考:【障害者グループホームとは(LITALICO)】:contentReference[oaicite:2]{index=2}
生活保護という選択肢もある
私は利用していませんが、生活保護も制度としては大きな支えになります。
精神疾患を抱えていても、収入が生活に見合わない場合には申請することが可能です。
参考:【生活保護制度について(厚生労働省)】:contentReference[oaicite:3]{index=3}
私の「救われた理由」
理由 | 内容 |
---|---|
医療費負担の軽減 | 治療費が安定し、心が少し楽に |
自立支援サービス | 就労移行・グループホームで生活を整えられる |
選択肢の存在 | どんな状態でも「助けはある」と知ることが安心になった |
おわりに:知らなければ助からない
制度の存在を知らなければ、「諦めるしかない」と思ってしまうかもしれません。
でも、たとえ小さな制度でも――それが誰かの“救い”になることがあります。
「私は一人じゃない。社会には、私を支える仕組みがある」
そう思えるだけで、生きる力が少しずつ取り戻せます。
この記事が、もし制度のことを知らない誰かの“出会い”になれば幸いです。
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